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2012/12/09

すぎのこ会ニュースNo157

| by:karugamo

すぎのこ会ニュースNo157
 

  すぎのこ会の事を知って欲しくて定期的に「すぎのこ会ニュース」

  を発行して地域に配布しています。その中から抜粋し たものです

 
 
年長の料理づくり 実体験

 一月に一度は料理を作ります
 
かまどを作って、まきで火をおこして料理をします。
 
ごはんも炊きます。
 
メニューはカレー、中華丼、すいとん、炊き込みごはん、栗おこわ肉だんごスー   プ、トン汁などです。
 
はじめは初心者

 年長になると火を使えるようになります。
 
マッチを使います。
 
家でもマッチで火を点けるということは殆んどなくなりましたので子どもには全く初 めての経験です。
 
初めは保育者が一緒にやります。去年卒園した子どもから、マッチの使い方、火 のおこし方、お米の研ぎ方など伝えて貰っています。
 
とはいっても初めからできるはずはありません。
 
 子どもは火が怖くて仕方がありません。
 
保育者と一緒でも、怖くてドキドキします。
 
怖々火を点けたり、まきを放り投げたりして入れています。
 
「水がおゆになった!」新鮮な驚きです。
 
まだ火の番も長くすることが難しく、置いてある薪で遊んだり、うっかり仕事を忘れ て遊びに行っちゃったりもします。
 
 
ちょっとベテランに

 11
月は炊き込みご飯とけんちん汁をつくりました。
 
この頃になると火の怖さははっきり分かり、上手に火を使えるようになります。
 
今まで怖がっていた子は火を点ける所をあらかじめ作っていました。
 
「今日はマッチ一本で火がついた」「この火は僕が点けたんだよ」等、自分が大き くなった誇らしさのメッセージです。
 
スイッチ一つで魔法のようにできてしまうご飯でなく、火をつけて材料が時間をか  けて変化していく様子を見ている、実際の体験は何だか子どもの中に煙と一緒に しみ込んでいくようです。                       むっちゃん

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